私たちは、外装や、内装を綺麗にするお仕事をさせて頂いておりますが、御打合せや、施工をさせて頂いているなかで、せっかく外装や、
内装が綺麗になるのだから、これも綺麗にしてあげられたら、
これも一緒に新しくしてあげられたらと常に思うことが良くあります。
この網戸の張替も、そうした思いから始まりました。
キッチンドアの丁番がドアの重みによって軸の破損を起こしていました |
新しい丁番です |
交換後です。 |
元はこのようにテープで区画されています。 |
まずはテープの撤去からです。 |
施工ヵ所の養生です。 |
丁寧にサンダーでケレンをしていきます。 塗料を塗る際にケレンという工程は非常に大切な工程となります。 地味な作業ですが、この工程をいい加減に済ませてしまうと、 どんなに良い塗料を施工しても、すぐに剥がれてきたり、 耐用年数が短くなってしまいます。 |
デザインどりの養生をします |
デザイン完了です |
こうした素材に塗料を施工する場合目地の部分には必ず塗料が 差さりこむので、こうした差さり止めを行うことが 綺麗な仕上がりにするためには大切です |
下塗のプライマーを塗布していきます。 |
ベースをローラーで塗布していきます。 塗装をする際、上塗りにどんな色を塗るかによって ベースとなる色を調整する必要があります。 例えば、今回のような黄色の原色系を施工する場合、 そのままの黄色を直接施工しても、鮮やかな本来の色は絶対に出せません。 このため、黄色が一番鮮やかに出せるベースを経験によって 自分で調整する必要があります。 |
ローラーで入らない部分は刷毛によってダメ込みという作業を 行っていきます。 |
ベースの施工後です |
ベースの上から仕上げになる黄色を何度か繰り返し塗り重ねていきます |
黄色は今回は3回塗り重ねました。 やっと本来の色が出来てきます。 |
完全に硬化を待ってデザイン養生を剥していきます。 塗装後の養生を剥していく場合にも、単に剥すのではなく、 丁寧にはがしていくことが大切です。 例えば、塗り重ねの厚みや、乾き具合、何の塗料を使ったかなどで はがし方や、剥す勢い、力の入れ方などを知っている必要があります。 |
目地に刺さりこんでいないか、しっかりとラインどりできているか、 緊張の作業です。 |
完成後です。 |
サイディングつなぎ目コーキングの劣化状況です。 |
このケースはベランダ防水層から侵入した水によって下地木材を腐食させたものです。 |
白く見えるのが透湿防水シートです。 その上に縦に流れている木材が胴縁と言われる木材です、 その胴縁の上に仕上げ材のサイディングを施工していきます。 この胴縁と外壁材の1センチほどの空洞が通気層となって内部に滞留する湿気や、侵入した水などを逃がす ための非常に大切な役目を果たしています。 |
これが本来の外壁下地の構造です。 |