2018年9月24日月曜日

網戸張替作業

今回は網戸の張替です。
私たちは、外装や、内装を綺麗にするお仕事をさせて頂いておりますが、御打合せや、施工をさせて頂いているなかで、せっかく外装や、
内装が綺麗になるのだから、これも綺麗にしてあげられたら、
これも一緒に新しくしてあげられたらと常に思うことが良くあります。
 この網戸の張替も、そうした思いから始まりました。






キッチンドア 丁番交換

先日あるお客様から、キッチンドアの丁番が壊れたため交換できないかとお問い合わせがありました。
 ご年配のご夫婦からのお問い合わせで、何で弊社をお知りになったのかをお聞きしたところ、弊社のチラシを半年近くも大切にとっていて下さったそうです。
とても嬉しく、すぐにお伺いして、交換をさせて頂きました。
私たちは、担当させて頂くお客様のお家の修繕などに関する、
お困りごとは、全てに対応したいと思っております。
 小さな工事や、修繕を、お客様はどこに頼んだら良いのだろうと
お困りになっている場合が多く、ならば私たちはどんなに小さな工事でも、そのお困りになっているお客様の元に、駆けつたいと考えております。
キッチンドアの丁番がドアの重みによって軸の破損を起こしていました

新しい丁番です



交換後です。

船橋市 N競馬場 特殊塗装工事

    船橋市 N競馬場 特殊塗装工事 去年に続き今回もご依頼いただきました。
どんなお仕事も緊張する大切なお仕事ですが、神経の張りつめる
工事でした。
 ある方のお引き立てによってこのお仕事も担当させていただくようになりましたが、このようなお仕事を私たちが施工させていただくことに
誇りと、喜びと、何よりも感謝の気持ちでいっぱいです。
 工事は無事に完了し、関係者の方々にも大変喜んでいただけました。
元はこのようにテープで区画されています。


まずはテープの撤去からです。

施工ヵ所の養生です。

丁寧にサンダーでケレンをしていきます。
塗料を塗る際にケレンという工程は非常に大切な工程となります。
地味な作業ですが、この工程をいい加減に済ませてしまうと、
どんなに良い塗料を施工しても、すぐに剥がれてきたり、
耐用年数が短くなってしまいます。

デザインどりの養生をします

デザイン完了です

こうした素材に塗料を施工する場合目地の部分には必ず塗料が
差さりこむので、こうした差さり止めを行うことが
綺麗な仕上がりにするためには大切です


下塗のプライマーを塗布していきます。



ベースをローラーで塗布していきます。
塗装をする際、上塗りにどんな色を塗るかによって
ベースとなる色を調整する必要があります。
例えば、今回のような黄色の原色系を施工する場合、
そのままの黄色を直接施工しても、鮮やかな本来の色は絶対に出せません。
このため、黄色が一番鮮やかに出せるベースを経験によって
自分で調整する必要があります。

ローラーで入らない部分は刷毛によってダメ込みという作業を
行っていきます。
ベースの施工後です


ベースの上から仕上げになる黄色を何度か繰り返し塗り重ねていきます

黄色は今回は3回塗り重ねました。
やっと本来の色が出来てきます。

完全に硬化を待ってデザイン養生を剥していきます。
塗装後の養生を剥していく場合にも、単に剥すのではなく、
丁寧にはがしていくことが大切です。
例えば、塗り重ねの厚みや、乾き具合、何の塗料を使ったかなどで
はがし方や、剥す勢い、力の入れ方などを知っている必要があります。

目地に刺さりこんでいないか、しっかりとラインどりできているか、
緊張の作業です。


完成後です。





お客様からのいただき物

 先日、現場の点検と網戸の張替にお客様の元にお伺いしました。
私は、毎日忙しくさせて頂き、その中で担当させて頂いているお仕事では、定期的に現場を点検に回らせて頂いております。
 そのお客様のご実家より、酢橘とゴウヤの頂き物をしました。
どちらも、お客様のお庭でとれたものとお聞きし、驚きました。
 お客様のご実家で、手をかけながら育てた酢橘とゴウヤです。
酢橘はサンマを焼いてそこにかけて。
ゴウヤは奥さんにゴウヤチャンブルにして早速いただきました。
 お客様に感謝しながら、何より美味しいごちそうになりました。



2018年9月18日火曜日

嬉しかったこと

今日、あるお客様の元にお家の調査でおお伺いしました。
細かな調査の後、お客様にお家の状態などをご説明させて頂いている中で、色々なお話をお伺いしました。
 このところ、飛び込みで何社もの訪問業者がお客様の元を訪れ、
外壁の劣化が進んでいるため、塗り替えをした方がいいと営業に来るそうです。
ほとんどの業者は、単に劣化しているから、塗り替えをした方がいいと
いうそうです。
 そんな話を、お客様と話している際にこのお客様が言われたことに、
心から感じ入ってしまいました。
 「今は、何でも新しいもの新しいものという世の中になってしまい、
古くからあるものを、大切にするという考えがなくなってしまった。」
 外壁の色は、お客様が、奥様と大変悩んだ末にとても気に入って決めたものでした。 
それだけに思い入れがあり、この外壁を塗装で塗りつぶしてしまいたくない、と旦那様が言われた後、奥様が一言 ポツリ と言われました。
 「古くはなっていてもとても気に入っているのでこの外壁の色を残しておきたい」と、、、
 この言葉をお聞きしたとき、私たちは、お客様の大切にされている
思い入れや、価値観を共有したうえで初めて本当にお客様の側に立った
お仕事が出来るのではないか。
単に、良いものだから進める、古くなったから新しくするというのではなく、本当にお客様がそれを望んでいるのか、このことを十分お聞きし、理解した上で、様々な提案をすることが、ご信頼を頂いてお客様のお家を担当させて頂く私たちの責任なのではないか。
 そんなことを改めて考えさせられました。
何となく、心が洗われるようなお客様の一言がとても嬉しい一日でした。
         現在、PM10時30分
    私のお仕事はまだまだ終わりそうもありません。
 
 
 



2018年9月4日火曜日

コーキングの劣化が下地に及ぼす問題と外壁下地の構造について

今回は外壁コーキングの劣化が及ぼす問題と下地の構造についてご紹介したいと思います。
サイディングと言われる外壁材は何枚ものボードをつなぎ合わせて取り付けられています。
 窯業系、金属製など近年では様々なサイディング材がありますが、下地の施工によっては大切なおうちにとって重大な問題を引き起こす場合があります。
 
サイディングつなぎ目コーキングの劣化状況です。


外壁のコーキングの劣化部分から侵入した雨水や内部に滞留する湿気は下地の木材を腐食させていきます。
ここまで腐食が進むと下地自体を新しく交換する必要があり、高額な工事となってしまいます。
通常サイディングなど外壁下地のすぐ下には胴縁という木材があり、その上にサイディングなどの外壁材を施工します。
胴縁はサイディングの間に通気層を作るためにもありますがこのケースでは通気層が十分でなく、
クラックやコーキングの劣化部分から侵入した雨などによって下地の木材を腐食させたものです。
また、このケースでは透湿シートではなく、屋根用のルーフィングシートが貼られているため、
外壁内部に滞留する湿気を逃がす構造となっていないので腐食がここまで進んだものと考えられます、

このケースはベランダ防水層から侵入した水によって下地木材を腐食させたものです。
白く見えるのが透湿防水シートです。
その上に縦に流れている木材が胴縁と言われる木材です、
その胴縁の上に仕上げ材のサイディングを施工していきます。
この胴縁と外壁材の1センチほどの空洞が通気層となって内部に滞留する湿気や、侵入した水などを逃がす
ための非常に大切な役目を果たしています。

これが本来の外壁下地の構造です。
私たちはお客様から外壁の塗装などについてお問い合わせがあった場合、現地調査を
実施します。
 調査ではお客様のお家の状態がどのようなものかを細かく入念に行います。
例えば、塗装では表面上綺麗にすることはどの業者様でも可能だと思いますが
私たちはお客様からの信頼をいただいて工事を担当させていただくのです。
 工事の目的はお客様のイメージを形にしていくこと以上に、大切なお家を
より長く守るということにあると考えています。
 この目的のためにはお客様のお家の状態を細かく調査し隠れてしまう部分にどのような問題があり、そうした問題を解消するためにどのような施工が必要かを専門的な見地からご提案するかが、ご依頼いただいた私たちの最低限の責任と考えています。
 今日は建築物の構造についてあれこれ調べていましたが、業者としての責任とは何かを
改めて考えてみました。