2019年1月25日金曜日

コケ カビ 藻 など塗装表面を劣化させる汚れの付着について

今回は塗装表面の劣化を早める汚れがどのように付着するのかについて実験してみました。
こちらは透明のアクリル板にシリコンクリアーを塗ったものに
霧吹きで水を吹きかけたものです。
シリコンやフッ素の塗膜表面に雨がかかるとこの写真のように雨は玉状になります。

こちらは玉状になった水が乾いた後の写真です。
単なる水道水を吹きかけただけの水の乾燥後にこのような汚れが残っています。

雨や、空気中には目には見えない砂ほこりや排気ガスなどが含まれており、
外壁や屋根は常にそうした汚れにさらされています。
雨が降ってその雨水が屋根や外壁にこのように玉状に残ると乾燥後には
上の写真以上の汚れが付着することになります。

カビやコケ、藻などの発生は美観を損なうだけではなく塗膜を劣化させる
大きな要因です。
どのような施工、塗料の選択をすればより長く美観を保ち
塗膜の劣化を低減することが出来るか、そんなことを考え色々な試験を
繰り返しています。
今回は屋根や、外壁の劣化をもたらすコケやカビなどの汚れが塗膜表面にどのように残るのかをご紹介するだけで終わりにします。
次回はその対策についての試験風景を描きたいと思います。
今はAM1時30分
本日のお仕事の最終チェックをして休ませて頂きます。